「コンバース(converse)の脱色の方法が知りたい!」
春夏秋冬最高のパートナーになってくれるコンバースですが、これまで多彩なデザインを展開し多くの人を魅了してきました。
しかし、これだけ人気が高いと実際に他人と被ることも多くなりますよね。
他人と被るのが嫌で履かなくなったり、何かしら個性を出せないかな?
と、思ったことがあるのではないでしょうか。
毎日愛用するコンバースだからこそ、もっと自分らしくオリジナル感を出したい!
そんな願いも、ひと手間加えるだけで簡単に叶えられるのです。
ということで、今回は誰でもできる簡単なコンバースの脱色・リメイク方法についてご紹介します!
コンバース(Converse)を脱色する2つのポイントを解説
コンバースは、優れたデザインだけでなく豊富なカラーも特徴的ですよね。
パキッとした原色からパステルカラーまで実に様々です。
その時は素敵だと思って購入したコンバースも、今となっては派手過ぎて履けない…
なんてこともありますよね。
そんな時に役だってくれるのが、コンバースの「脱色」です。
脱色をすることにより、派手カラーが柔らかな風合いとなりオリジナルの一足として生まれ変わることができます。
そこで脱色をする前に知っておきたい2つのポイントがあります。
まず1つ目が、使用する漂白剤です。
泡タイプ・液体タイプの漂白剤がありますが、どちらを使うかで仕上がりの雰囲気が
大きく変わってきます。
例えば、泡タイプであれば、あえてまだら模様を作ることができます。
対して、液体タイプは全体的に色合いを変えることができます。
自分がどんなコンバースに仕上げたいのか、仕上がりのイメージを頭にイメージしておくと良いかもしれません。
2つ目は脱色時間です。
漬け置きする時間で、仕上がりのイメージがほぼ確定すると言っても過言ではありません。
脱色時間を長くすればするほど、当然色合いも薄くなってきます。
脱色時間については、自分の好みのところで止めればOKなので、始めは少しづつ様子を見ながら行うと良いでしょう。
コンバース(converse)を脱色・染色してリメイクすれば他人と被らない
コンバースを脱色・染色するメリットとして他人と被らないことが挙げられます。
冒頭でお話した通り、コンバースの人気は絶大で、予想以上に身の回りの人と被ってしまいます。
せっかくご機嫌でお出かけしても、誰かと被っているのを見つけたら残念なうえに何だか恥ずかしいですよね…。
それが脱色することにより、同じコンバースでもまったく違うものかのように変身できるのです。
脱色コンバースは、オリジナル感が出るだけでなく、あまり見ないような色合いに仕上がることで他人とは違う特別感も生まれます。
誰しも初めての脱色はうまくいくか心配になりますが、その挑戦こそが、未知なるファッションへと導いてくれることになるでしょう。
コンバースを脱色してリメイクすると汚れがあって履けなくなったスニーカーが復活する
黒いコンバースのスニーカーを愛用する人の多くの悩みは、日焼けによる色落ちではないでしょうか。
黒いコンバースは、汚れが目立ちにくいことがメリットとして挙げられますが、日焼けによる色落ちはどうしても避けられないですよね。
これは普段履いている人にしか分からない違いかもしれませんが、購入したての黒色を知っていると、やはり気になってしまうものです。
そんな日焼けによるスニーカーであっても、
あまりにも汚れが酷すぎてもう履けないと諦めてしまっているスニーカーであっても、
脱色することで、もう一度新しい姿で履くことが可能となります。
新品のスニーカーで脱色するのは少し抵抗がありますが、靴箱に眠っているスニーカーなら試しやすいのも嬉しいですよね。
コンバースの脱色のやり方!失敗しない簡単なリメイク方法かかる時間を解説
この脱色スニーカーを成功させるために、守らなくてはならない幾つかのポイントがあります。
それでは、具体的にどうすれば失敗しないのか、綺麗に仕上げることができるのかを失敗例も合わせて詳しく解説していきます!
コンバースの脱色のやり方:必要な準備物を紹介
まず、脱色を始める前に必要な道具から揃えましょう。
・脱色したいコンバース
・コンバース全体がすっぽりと入るくらいの大きさの容器(無ければ洗面台でもOK)
・漂白剤(キッチンハイターの液体タイプ・キッチンハイターのスプレータイプなど)
・マスキングテープ(新品であれば必要なし)
・タオル2枚(使い捨てのもの)
・ゴム手袋
・重り(水を入れた500mlのペットボトル)
漂白剤を選ぶポイントとして、敢えてまだら模様にしたいのであればスプレータイプ、全体的に脱色したいのであれば液体タイプを選びましょう。
ちなみにスプレータイプで全体を脱色することも可能ですが、どうしても色ムラが出やすくなってしまう為、全体的に脱色したいのであれば液体タイプをオススメします!
マスキングテープは、ソール部分(脱色したくない箇所)に貼らないといけない為、こちらも忘れずに用意しましょう。
コンバースの脱色のやり方:コンバースの靴紐を取る
よし、用意も出来たし早速始めよー!
と思いますが、ここからが大切な前準備となります。
①靴紐を取りましょう。
靴紐を付けたままにしておくと靴紐で隠れた箇所が脱色漏れの原因に繋がります。
②スニーカーが汚れていたら、先に汚れを洗い落としておきましょう。
③漂白剤を付ける前に、全体をしっかりと濡らしておきましょう。
②・③の工程は、色ムラなく綺麗に仕上がる重要なポイントとなりますので、手を抜かずに行って下さいね。
④靴先にタオルを詰めまましょう。
こちらも色ムラを防ぐためです。
もちろんこのタオルも脱色されるので、捨てても良いものを使って下さいね。
⑤ソール部分(脱色したくない箇所)に、マスキングテープを貼りましょう。
但し、このマスキングテープは一度履いているコンバースのみに必要な工程です。
新品のコンバースであれば必要ありません。
ご紹介したこれらの前準備は、綺麗に仕上げるための大切な工程となりますので、スプレータイプ・液体タイプどちらの漂白剤でもしっかりと行うことをオススメします!
コンバースの脱色のやり方:コンバースを漂白剤に漬ける
では、いよいよ漂白剤を扱っていきますのでしっかりとゴム手袋をつけて下さいね!
それでは、まずは液体タイプの漂白剤の使い方からご紹介します!
今回使用する漂白剤は、液体タイプのキッチンハイターです。
まず、コンバースがしっかりと浸かるほどの水を容器・または洗面台に張ります。
そこへ液体のキッチンハイターを、キャップ3杯を目安に入れます。
水と漂白剤をしっかりと混ぜ合わせ、コンバース全体が水に浸かるように投入しましょう。
この時、コンバースを折り曲げて入れないことがポイント!
折り曲げてしまうと、全体的にハイターが行き渡らず色ムラの原因になります。
しっなりと漬けたら、ペットボトルの重りを乗せ、靴が浮いてこないように抑えましょう。
このままの状態で、15分置きに色の変化を確認して下さい。
漬け置き時間の平均は、30分~3時間程だと言われていますが、自分の好みの色になったと感じたら早めに引き上げることがポイントです!
乾いている状態よりも濡れている状態の方が、どうしても色が濃く見えてしまいがちです。
まだ少し濃いかな~くらいで引き上げることにより、乾いたときにベストなカラーに仕上がりますよ。
つづいて、スプレータイプの漂白剤です!
今回は、キッチンハイターのスプレータイプを使用します。
コンバース全体を濡らし終わったら、大きめの容器や洗面台などにコンバースを置きます。
全体的に脱色したいのであれば、全体的にまんべんなく振りかけましょう。
まだら模様を作りたいのであれば、少し間隔を開けてスプレーを吹きかけます。
小まめに脱色具合を確認しながら15分~1時間を目安に漬けておきましょう。
コンバースの脱色のやり方:コンバースを天日干しする
漬け置きが終わったら、しっかりと水洗いをして漂白剤を落としましょう。
ブラシでゴシゴシこすっても問題ありませんので、漂白剤が残らないようにすすぐことが重要になってきます。
この時に漂白剤の洗い残しがあると、乾いたあとも脱色が進んでいき、まだら模様になってしまうので注意が必要です。
そして、乾いたタオルでしっかりと水分を拭き取ったら天日干しをします。
ドライヤーなどでももちろん乾きますが、天日干しすることでムラなく綺麗に乾かすことができますよ。
コンバースの脱色:色の変化が出るまでの時間を紹介
コンバースを漬け置きして、どれくらいの時間で色の変化が現れるのか気になりますよね。
漂白剤の量でも変わってきますが、大体15分~20分といったところです。
せっかく脱色するのであれば、色が落ちないオンリーワンのコンバースを作りたいですよね!
全体的に脱色する場合、コンバースが浸かる水量(約7リットル)に対して、漂白剤キャップ3杯~5杯が目安となります。
これをさらにしっかりと脱色させたいのであれば、漂白剤の量を増やしたり、漬け置き時間を長くすることで調節ができます。
もちろん絶対にこれ!という決まりはないので、オリジナルのやり方でベストな方法を生み出しても、それはそれで楽しいかもしれませんね。
ただ、元々のコンバースの濃さによっても仕上がりの雰囲気は変わってきますので、その辺りも考慮して、最初は少量の漂白剤で(キャップ3杯程度)様子を見ながら行っても良いかもしれません。
h2 コンバースの脱色:色見本を紹介
実際に、芸能人の梨花さんも脱色コンバースに挑戦しブログにアップしています!
梨花さんは、黒いコンバースを何度かに分けて脱色を繰り返し、チャコールグレーのような素敵な色合いに仕上げていますね。
では、実際に脱色するとどのような色に変化するのか色見本をご紹介します!
黒・・・焦げ茶
チャコールグレー・・・ベージュ
ネイビー・・・パステルパープル
赤・・・パステルピンク
何だか色見本を見るだけでも、素敵な色の変化にワクワクしますね。
しかし、漂白剤の種類や漬け置き時間、脱色を何度かに繰り返すことによっても色合いが変わってきますので、色見本は悪までも参考として挑戦してみてくださいね!
コンバースの脱色に失敗したら?失敗例を紹介
きちんと漬け置きしていたつもりでも、なぜか失敗してしまった…と、ガッカリすることもあるかと思います。
特に初めての脱色だったら、どこが間違っていたのかも分かりませんよね。
でも意外にも、脱色に失敗したことがある人は多いようで大体皆さん同じ失敗をしているようです。
では、その失敗例を見ていきましょう。
①漂白剤の入れすぎ。
水量に対して漂白剤が多すぎると、希望する色よりも色が抜けすぎてしまう原因になります。
逆にしっかりと脱色したい場合は、目安よりも多く入れてOK!
②靴をしっかりと濡らさずに漂白剤を付けたことによる色ムラ。
③汚れを洗い落とさずに漂白剤を付けたことによる色ムラ。
②・③は前述した通り、非常に重要な工程になります。この工程を省いてしまうと、仕上がりに色ムラが出てしまいます。
④靴紐を外さなかったことによる色ムラ。
また、綺麗に仕上がったとしても漂白剤の洗い残しがあれば脱色が進み、まだら模様となってしまう恐れがあるので仕上げ洗いも前準備同様、手を抜かずに行いましょう。
万が一、脱色に失敗してしまうともとに戻すことは出来ませんが、まだら模様になってしまってもそれはそれで個性として楽しんでみても良いかもしれませんね。
脱色コンバースを使ったコーディネートを紹介
脱色コンバースは誰でも自宅で簡単に作ることができますが、漂白剤の量・漬け置き時間などの微妙な違いで全く違う雰囲気に仕上がります。
それこそが、世界にひとつだけのオリジナルコンバースなのです!
そして、ヴィンテージ感溢れる風合いになることから、パキッとした原色よりもコーディネートに取り入れやすくなります。
最近では、CT70の脱色も流行っています。
今時っぽいカフェモカ色や、カーキグレーなど女子心をくすぐるカラーに大変身してくれるんですよ。
コンバースのスニーカーはカジュアルになりがちですが、柔らかな風合いになったことでワンピースやロングスカート、大人っぽいコーデのワンポイントとしてもピッタリとマッチしてくれます。
また、モノトーンに成りがちの男性ファッションにも敢えて脱色コンバースをプラスすることで、ヴィンテージ感がプラスされお洒落度がグンと上がります。
脱色は一度だけでなく、気に入ったカラーになるまで何回も繰り返せるので、季節によってカラーを変えてみるというのも面白いかもしれませんね。
どんな方法だとしても、オンリーワンのスニーカーが完成することに変わりはありません。
もし下駄箱に眠っているコンバースや、中古で買ったけど履かずに眠っているコンバースがあるなら、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
あなたらしい、お気に入りのコンバースに生まれ変わることでしょう。
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